全員が快適に暮らせる二世帯住宅

低い段差を心がけよう
どうしても家の設計上、段差が必要になってしまうことがあります。
その場合は、段差を低くしてください。
それなら高齢になった両親でも、足を高く上げなくて良いので軽く越えられます。
健康な自分たちに合わせて二世帯住宅を作ると、両親にとって暮らしにくい環境になるかもしれないので気をつけてください。
みんなが快適に暮らせる、二世帯住宅になるようデザインを決めましょう。
数段しかない段差の場合は、段差を思い切ってなくしてスロープにするのもおすすめです。
すると、車イスを使って生活を送るようになった時に便利です。
段差があると車イスで乗り越えられないので、移動に時間が掛かりますし体力も消耗します。
未来のことを考えましょう。
転ばないように工夫する
足元がおぼつかなくなって、廊下で転んでしまう人が見られます。
高齢者は転ぶと骨を折るなど、重大な事故に繋がるケースが多いので対策をしなければいけません。
廊下に手すりがあれば、転ぶ心配はないでしょう。
両親が暮らすスペースだけでも、手すりを付けるように意識してください。
また浴室は滑りやすいので、滑り止めを付けると良いですね。
そのようにたくさんのバリアフリー機能があります。
自分たちで考えても、本当に両親が欲しい機能がわかりません。
いらない機能を搭載しても意味がないので、電話などで意見を聞きながらデザインを決めましょう。
みんなで二世帯住宅について、話し合うことがコツです。
忙しくても、話し合う時間は確保してください。